河内長野市のキャッシュレス還元とマイナポイント

約1年間開催された(2%、5%)政府のキャッシュレス還元では、保険診療の自己負担金は、「キャッシュレス・消費者還元事業」の対象外でしたが河内長野市や門真市が9月から始めたキャッシュレス還元では対象となりました。


早速、富田林市内から近い市町のファミマで450円の商品を購入して90円の還元を受けました。来月開催される富田林市内店舗での還元では30%。


私は、今日から始まる「マイナポイント」をPayPayチャージ時に還元されるように申込しているので、2000円のチャージと同時に500円還元されました。マイナポイントでPayPayの場合最大5.000円(d払い7.500円、LINEペイ1万円、auペイ6.000円)

河内長野市10.000円、富田林市5.000円、国のマイナポイント5.000円、2ヶ月で2万円の還元。大阪府の「アスマイル」特定健診受診で3000円 合計2.3万円還元

河内長野市のキャンペーン対象店舗は「調剤薬局」「クリニック」「鍼灸整骨」なども登録しています。6月に終了した政府のキャッシュレス還元では、支払いにクレジットカードは使えてもキャッシュレス還元は、「保険医療機関」対象外でした。

政府のキャッシュレス 2%・5%還元時(6月で終了)

  • 保険薬局:不可「OTC医薬品や日用品等の消費税課税取引は補助対象。」
  • 介護保険法に基づく保険給付の対象となる居宅サービスや施設サービスを提供する介護サービス事業者:不可「介護保険法に基づく特定福祉用具販売事業所が行う特定福祉用具販売、工務店やリフォーム業者が行う居宅介護住宅改修は補助対象。」
  • 社会福祉法に規定する第一種社会福祉事業、第二種社会福祉事業及び更生保護事業法に規定する更生保護事業を行う事業者:不可「社会福祉事業のうち、生産活動として行うもの(レストラン営業や小売など)は補助対象。」
  • クリニック等の診療所は保険診療、自由診療に関わらず還元対象外

富田林市の「委託仕様書」には留意事項として

  1. 受注者は、本業務により知り得た情報等を本業務においてのみ使用することとし、これらを他の目的に使用し、又は他の者に漏洩してはならない。本業務の契約が終了し、又は解除された後においても同様とする。

とありますがPayPayなどのキャッシュレス決済は、決済手数料(2021年9月まで無料)と「顧客のデータ」が大きな収益の柱です。

利用ユーザーの年齢や性別、利用金額、購入した商品やサービス品目など、あらゆるデータは運営元であるPayPayの元へ集まります。今回の還元原資は「税金」ですが利用者の情報を富田林市だけに提供するシステムにはなっていないと推測されます。PayPayにとっては不可能な「委託仕様書」です。


9月から始まった河内長野市と門真市のキャッシュレスキャンペーン(原資は税)は、今回「保険医療機関」も対象「門真市と河内長野市に確認済み」です。

介護のディサービスや居宅サービスも還元対象になる可能性もありそうです。

たとえば、富田林のかかりつけ医から発行された処方箋を河内長野市内登録店舗の「保険調剤薬局」に処方箋を持ち込みPayPayで支払うと20%還元されます。

10月からは近隣の河内長野市や羽曳野市、大阪狭山市(全国)などのかかりつけ医から発行された処方箋を富田林市内のPayPay登録保険調剤薬局に持ち込めば、支払額の3割還元されます。(処方箋は全国の保険調剤薬局に持ち込めます)

10月から富田林市内PayPay登録の保険医療機関(診療所、歯科医院、調剤薬局、鍼灸接骨院)では30%還元。利用は富田林市内在住でなくても可。他の市町村の国民健康保険も利用可

国民健康保険や協会けんぽの場合は、自己負担額は3割ですので、PayPay登録の診療所や歯科医院とPayPay登録保険調剤薬局の利用の場合はWでお得です。(富田林、期間中最大5000円。河内長野期間中最大1万円)

「鍼灸整骨院」「歯科医院」などは、保険診療又は自由診療ですが、どちらも富田林PayPay登録店舗では保険診療の一部負担金(自己負担)に加え自由診療分の3割がPayPay経由で納めた税金から戻ってきます。